< 瀬戸内の砂まくら >

 
砂袋療法 土と砂に見る自然の力 >
夏の暑さを利用して砂にもぐり、砂の中にある自然の力の見事さを体で知って驚いている人が多い。これはいくら口で言っても体験しないとわからない。リウマチ・神経痛など治りにくい病気ですが、砂に入って治った人も多い。慢性化した治りにくい病気が治ったり、子宮筋腫や子宮がんがとび出してきて治ったという人。半身不随の人が三年がかりで毎年入って歩けるようになった。
公害や添加物に毒される現代生活では、1年に2~3回は砂にもぐったらこれらも出してくれます。もすごいくさいガスが体内からとび出してきます。中略
ふぐ中毒の時、裸にして首だけ出して土に埋まって、一晩すると毒は土が吸い出してくれて治ってしまう。捨て場に困る腐ったものや、きたないものも、土や砂は見事に浄化してすばらしい土に還元します。この中にみる自然の力の見事さ。すばらしい事だと思い、これを生きた人間に応用してみたらこれまたすばらしいものを見せて下さった。そんな事が砂療法の始まりでした。

< 砂袋の効用 >
中略 砂を布袋に入れて人肌で温めると、ほどよい遠赤外線が出て細胞の中まで自然の摂理に従って整然と活動させつことが出来るようです。一つ一つの細胞が生き生きと活動しだして決行が良くなり、新陳代謝が盛んになるので、健康維持と万病の手当てとして特効があるのだと思います。寒い時はコタツの中に砂袋を入れて温めて使うとよい。
(現代ならファンヒーターやエアコンの前でしょうか)
●胃が弱く朝起きると胃がもやもやしていた人が、砂をのせるようにしてから、胃腸がすっきり快適、また二日ほどくさい便が一日に三~四回出ました。おそらく宿便が出たのでしょう。
●歯が痛いときに、砂袋をあてておくと30分位で痛みが取れてしまった。まあ口内炎などで痛む時も砂袋をあてたら30分位でやはり痛みが取れてしまった。
●ねんざの後遺症で2ヶ月、夜寝ると痛んでいたのが、一晩砂袋をあてたら痛みがとれた。
●目にあてて寝ると安眠でき、目の疲れをとるので、もう放せないという人。
●のどの痛みにあてたら一晩で痛みがとれた人。
 

< 家庭でできる 自然療法誰でもできる食事と手当法 >

   著者 東城百合子より抜粋

   111ページ~127ページ(一部省略)